2011年9月29日の活動

県議会一般質問。
県議会:請願の討論廃止申し合わせ決定(毎日新聞)

農林部長にお会いし、以下の文書を提出、話をしました。

 

2011年9月29日
埼玉県知事 上田 清司 様
農林部長 海北 晃 様
調整幹 野口 典孝 様
農産物安全課長 北島 通次 様
関係部署の皆様

 

    放射性物質調査における茶業者の業者名公表が理論的でない事について
質問と要望

 

県議会議員
中川 浩

 

 県内で調査した製茶の放射性セシウムで、最も数値が高かったものを今年の新茶が発売された4月末から9月までの5ヶ月間で消費者が既に購入して飲んだとしても、年間の摂取許容量を飲用茶がオーバーする可能性はゼロであり科学的に見て少量なのではないでしょうか?そうであるなら、公表するのは理にかないません。
 業者名に傷が付く代償があまりにも大き過ぎないでしょうか?

 公表をする前提の為、県の調査に協力しづらい状況もおきています。
 生産者・消費者を含め県民の行政として、独自にこのような情報を発信し、公表しない事に理解を求めてはいかがでしょうか?

 事業者名の公表をしないで頂きますよう、切にお願い申し上げます。 
 放射性物質問題について、私は県に要望するだけでなく、党県連 茶業部会長として更に、国に直接働きかけ、早期収束、安心できるようにしてまいります。


 書面に書いた事以外で私から言ったのは、以下の3点。

 「県が記者発表の際、『飲用茶では数値が“薄まる”』と新聞で報じられていますが、薄まると言うと危険だと思うので、『飲用茶では安全です』と、マスコミに載るように言って下さい。記者の知り合いに直接頼んで下さい」
 「私が調べたところ、神奈川県では暫定規制値を超えた茶業者名を公表していません。埼玉県でも生葉の段階で調査が出来ていれば、流通せずに済みました」
 「公表しないで下さい。お茶屋さんが受ける傷は小さくありません。県茶業会役員さんからは自殺者・自殺未遂者が出たという話を聞きました。副大臣からは『公表するかどうかは自治体の判断です』ときっぱり言われました」
 公表しないで下さいと繰り返し言いました。

 部長は「確かに調査のご協力を頂けるかどうかは難しい。検査が終わった後のキャンペーンは、米(彩のかがやき)の時以上に、大々的にやります」などと言っていました。

夜も県議と会合。
市民相談2件。
市議と意見交換。