2016年10月18日の活動

市民相談。
市役所。道路雨水課と水害対策について協議。
狭山市内の床上浸水56件、床下浸水287件。うち不老川での床上41件、床下224件。

『異常気象と環境問題』気象予報士 大野治夫氏(本庄出身)。埼玉政経懇話会(大宮)。
 埼玉で、西から来る台風は弱まるが、南からは注意!茨城県常総市の被害(昨年の台風18号)は、もう少し埼玉にズレていたら被害が出たし、台風は関東に来ていなかったが1日で3,4カ月分の雨が降った。携帯で雨雲レーダーの確認を。ナウキャストはプロも頼りにしている。避難を妨げるもの=“多数派同調性バイアス”。映画のヒーローは絶対に死なない。会話する事で危機が見えて来る→「私は避難する」。特別警報が出てからの避難は遅い。ガケの高さの2倍以上離れ、2階にいる。想定を超えるから、災害が起きる。地球環境は温暖化し、確実に変わっている。年間の雨量にそれ程変化は無いが、雨が降らない日が増え、100ミリ以上の日が増えている。いま温度上昇は落ち着いているが、過去にも上がらなかった時期があった。江戸時代の生活に戻すなら、おさまるだろうが、おさまるものではない。台風は自分では動けないので、同じようなコースを通り、少し右(東)側になる。台風は暖かい空気がエネルギーになる。
 今年、東北太平洋側(岩手)に台風が史上初めて上陸した
 一昨年8月の降雨量は3倍だった。広島での災害で、雨雲が4時間動かなかったのは、太平洋側から雨雲を止める冷たい空気が流れており(バック・ビルディング現象)、2時間100ミリの雨が続き、避難は不可能だった。東京都は時間70ミリに対応すべく対策を進めている。

 世界の異常気象は、全体が上がる・下がるという事はあまりないが、昨年(2015年)は、高温の所ばかりで、違う動きになっている。夏より冬の温度上昇が大きく、赤道より北極の温度変化が大きい。関東で雪が降るのは1~-1℃で、それより低いと湿った空気が入って来ないし、その温度の幅で大雪になるかどうかも決まり、雪の予報は難しいが、降水量に注目を。
 天気予報が変わるのは5・11・17時で、週間予報が11・17時に変わる
 天気予報『明日の雨の有無』の的中率は86%。20年間で3%向上した。気温の的中誤差1.5℃。20年前は2℃。コンピュータでの予報が始まったのは1959年。1億倍、20年間で性能は上がっているが、まだ誤差がある。
 私から質問「日本は『亜熱帯』にならないのか?」「前線の南側は『亜熱帯』。亜熱帯の部分にいる時間が長くなっているかも」。

県庁。
県議と意見交換。
勤労者福祉課長。労働団体から県への政策提案を、我が事として県で調整しているか?
計画調整課。
産業労働部調整幹。
(9時半に帰宅)

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【風俗営業】・水商売に女性を誘う『スカウト』が駅通路で待ち構えている駅。
 2年ほど前から県警察に私から対策の強化を依頼していますが、今日は、駅の助役さんと意見交換しました。
 この駅前で、知事選挙で1日中立っていると、声をかけられている女性をよく目にします。普通に生活していて見知らぬ人に声をかけられ、付きまとわれるだけでもイヤな気持ちになるでしょうし、声をかけられたまま紹介された仕事に就けばどうなっていくのか。
 政治・行政の仕事は、地ベタをはいつくばって、闇の世界を見すえなければ、役に立ちません。

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今日の空。
 不法・不当な事をされて苦しんでいる人が1人でも減って、「きれいだな」と思えるように。

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