2018年3月8日の活動

 

虐待は、児童相談所だけでは、どうにもならない。
 本当に親が怖いと思ってる子供は、人に話さないし、大人は、いきなり殺す。
 児童相談所以外の力が具体的に必要だ。

「目黒5歳女児死亡事件、児相1月に指導措置解除」- TBS NEWS

 

児童虐待の通報について、警察から児童相談所には、全ての情報が提供されているが、児童相談所から警察には、ほとんど提供されていない問題が埼玉県でもある。
 県議会(委員会)で今日、質問後、その問題に取り組む専門家の後藤弁護士との連携を県庁の担当局長に申し入れたが、拒否された(少子政策局長)。県庁に何の対案も無いのに。

 

自分達は県庁という安全な場所にいて動かず『お役所の論理』で、子供が殺されていくのを、私達は待っては、いられない。
(↓ 映像で、児童相談所からの情報を警察に伝える必要性について分かりやすく説明)

「死亡の5歳女児 十分な食事与えられず 」- TOKYO MX NEWS

 

高知県・茨城県では、児童相談所に寄せられた虐待通報は、全て警察と情報を共有し、警察にその子や親が引っかかった時に、気付きやすい仕組みにしているが、埼玉県は、そうなっていない。
 虐待だと見破れず、子供達が更に痛めつけられているのに。

「児童虐待通報が大幅増 1月だけで54件 」- 茨城新聞 クロスアイ

 

都議会でも、質問が行われている。
 埼玉県は、このままでは、子供達が危ない。
 明日私は、児相と県警が全件情報共有している高知・茨城県に聞き取りを行う。

「『児相と警視庁で情報共有を』目黒女児死亡事件を受け都側はこれまでの取り組み強調 」- 産経ニュース

 

児童相談所の職員を増やすだけでは、既に限界に来ている。栃木県などでは、虐待への対応を児童相談所からNPOにもお願いしているので、埼玉県庁にも3年前から求めているが、一向に進めている気配が無い。
 抱え込んで対応出来なければ、無かった事と同じになる。「対応に問題は無かった」とは言えない。

「子どもの虐待情報、児童相談所と警察が共有へ 茨城 」- 朝日新聞 DIGITAL