2013年5月30日の活動

被災地視察(私費)。福島県福島市、飯館村、南相馬市、浪江町。


福島原発から約9km。通行許可証の検問。
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 福島第1原発から約9kmの浪江町役場の近くまで行きました。
 以前警戒区域だった所は、津波の散乱したガレキは撤去されているものの、壊れた建物は解体されず、そのままの状態です。
 警戒区域でなかった所でも、ガレキは集め終わってはいますが、まだ処理は終わっていませんでした(ガレキ処理率は、岩手県52%、福島県42%、宮城県71%。5月31日現在)。


警戒区域だった地区で、国道に接続する道に入るには、警備員がいて、住民でないと入れない
(防犯対策の為もあり)。
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 警戒区域だった所は、国道を通過する車両は通れますが、国道に接続する道に入るには、警備員がいて、住民でないと入れず、住民も泊まる事は出来ません。
 飯館村のほうから被災地に入りましたが、被災地の田畑の多くは草むらになっていました。原発事故前の街の状態を知らない人が見たら、元々草むらだったのだろうと気にもならないかも知れませんが、地元の方にとっては、おつらい事と思います。
 福島の地元新聞には、各市町村でおおむね12、13くらいの地点の放射線量を毎日載せていると記者の方に教えて頂きました
 (前日の数値は、福島市0.34。飯館村0.73マイクロシーベルト。
 ちなみに狭山市は0.046。県内で比較的高い三郷市が0.139くらい)。
 被災地を訪問したのは今回で4度目ですが、被災地とそれ以外の地区の私達では人生が違い過ぎると思い、お伝えさせて頂きました。

参議院議員 金子恵美事務所(福島市)を訪問。インクルーシブ教育の事でお世話になりました。