2009年8月16日・17日の活動

今回衆議院選挙のひとつの争点である、八ツ場ダムを、泊まりで(私費)現地見学。長野原町役場。やんば館。
 渋川から草津に向かう国道を走っていると、建設中の大きな橋が3つ見えて来ますが、これが全てダムが建設された後使われる、今までの変わりの道と線路(↑上記HPで、その写真が一部ご覧になれます)である事を知り、現地を回ってダムの大きさに驚きました。
 ダムに沈む地域から既に移転した住宅地にも行きましたが、代替えの県道トンネルもすごい。八ッ場ダムの調節容量6,500万㎥は、利根川上流の既設5ダムを合わせた調節容量(7,984万㎥)に匹敵するの大きさ(事業費4600億円)。
 カスリーン台風(昭和22年)で、埼玉県などは多くの死者が出ました(死者1100人以上)が、これほど大きなダムが必要なのかは(行く前にネットで調べたりもしましたが)分かりませんでした。反対する団体は、’08年の政府見解でも治水効果がない事と。東京などの水ガメとしての需要の減少から疑問を呈しています。