2003年11月12日の活動

狭山市と合併の相手先候補として名前があがっている入間市の調査。
 
入間市役所企画課・都市計画課・議会事務局・広報課・商工課、入間市の様々な計画や財政の状況を調査。
 
入間市職員と意見交換、市町村合併検討のすすめ方、入間・狭山市の現状など。
 
入間市高齢者福祉課、狭山市内にある労働組合に入間市民の組合員がいる為、事務所に高齢者福祉の資料を置いておこうと。
夜は、青年会議所主催、日本サッカー協会名誉会長岡野俊一郎氏の講演会。
 
岡野会長に日本とヨーロッパの地域の少年スポーツ団体の違いについて質問させて頂いた。「日本にはチームのマネージメントを学ぶ場がない。ボランティアが根付いていない」との事。日本サッカー協会の名誉会長が狭山市に来るなんて信じられず、講演会終了後市民会館前でお見送りした後、駅でお見送りがてら会場で質問した続きを伺った。幸せな、勇気の出た時間だった。
 
また、会場に狭山市内の女子サッカーLリーグチーム、ASエルフェンが来ていて、会長や後援会長にお話しを伺い、後援会に入会した(後援会費1口1,000円。あなたも入会しませんか?)。
 
その後、3時過ぎまで市町村合併の資料調査。眠さに耐えられず寝た。
 

=岡野名誉会長の話で考えさせられた事=

 「過去の成功を捨てなければ、新たな成功は生まれない」と聞き、「いま行政は経営のあり方を根本的に見直さなければ、進歩はない」と改めて思った。小手先だけの市町村合併では市民が望むようには変わらない。
 「戦時中、小学生の高学年は軍事工場で旋盤をまわしていた」と聞いて、ふと「戦後の高度成長を担って来たこの世代は、小学生の頃から実社会の経験があって手が器用で、起業家意識が自然と芽生える素地があるが、今の社会は、子供時代に実社会の経験がなく、起業家意識も生まれない」と思った。
 
他には、「日本は、英語が一番話せない国。芝に入っちゃダメな国。プロスポーツチーム名に企業名が入る国」「日本人サッカー選手が競り負けてしまう理由は、骨の厚みが20%少なく、それに伴って筋肉が少ない為」「21世紀は、スポーツがなくてはならない世紀。文明の進歩により、これまで日常生活にあった身体的刺激がなくなる為」など。